アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』に登場する本読み少女、長門有希さんが劇中なにを読んでいるのかを調査・検証する。
まずは放送第2話『涼宮ハルヒの憂鬱 I 』から。

これは簡単。
第2話『涼宮ハルヒの憂鬱 I 』で読んでいたのはダン・シモンズ『ハイペリオンの没落』のハードカバー版。 <ハイペリオン>二部作の完結編。 文庫ではなくハードカバーであるのが彼女の出来ているところ。
だからこのあとキョンに貸したのは<ハイペリオン>二部作の第一作目。
ダン・シモンズ『ハイペリオン』となる。
ちなみに原作『涼宮ハルヒの憂鬱』での描写はこう。
睡眠薬みたいな名前のカタカナがゴシック体で踊っていた。SFか何かの小説らしい
次は
相も変わらず長門有希は定位置で土星のマイナー衛星が落ちたとかどうしたとかいうタイトルのハードカバーを読み続け、
原作どおりに『ハイペリオン』を読ませるアニメ制作者の心意気こそ見事!
ダン シモンズ(著),Dan Simmons(原著),酒井 昭伸(翻訳)
『ハイペリオン』
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bk1][
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早川書房(海外SFノヴェルズ) |
発行:1994/12 |
価格:\2,957 |
サイズ:19 x 13cm |
ISBN/ASIN:4152020792
『28世紀、人類は二百にのぼる惑星を転移網で結び連邦を形成していた。その辺境に位置する惑星ハイペリオンで、人びとの畏怖と信仰を集める遺跡〈時間の墓標〉と怪物シュライク。この謎を解明すべく、迫りくる宇宙の蛮族アウスターの脅威のもと、最後の巡礼七人が惑星を訪れた。その途上で語られる、それぞれが背負う数奇な宿命とは…。1990年度ヒューゴー賞・ローカス賞受賞作。』
ダン シモンズ(著),Dan Simmons(原著),酒井 昭伸(翻訳)
『ハイペリオンの没落』
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bk1][
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早川書房(海外SFノヴェルズ) |
発行:1995/06 |
価格:\3,150 |
サイズ:19 x 13cm |
ISBN/ASIN:4152020822
『連邦が戦乱に揺れるなか、惑星ハイペリオンでは「時間の墓標」が開き全ての謎が解明される時が近づいていた―人気作家シモンズが雄渾の筆致で描く傑作SF叙事詩ハイペリオン二部作の完結篇。1991年度ローカス賞受賞作。』
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あ、<ハイペリオン>二部作はド傑作なので読むが吉。
いまは文庫版の方が手に入りやすいか。
ダン シモンズ(著),Dan Simmons(原著),酒井 昭伸(翻訳)
『ハイペリオン〈上〉』
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bk1][
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早川書房(ハヤカワ文庫SF) |
発行:2000/11 |
価格:\840 |
サイズ:15 x 11cm |
ISBN/ASIN:4150113335
『28世紀、宇宙に進出した人類を統べる連邦政府を震撼させる事態が発生した!時を超越する殺戮者シュライクを封じこめた謎の遺跡―古来より辺境の惑星ハイペリオンに存在し、人々の畏怖と信仰を集める“時間の墓標”が開きはじめたというのだ。時を同じくして、宇宙の蛮族アウスターがハイペリオンへ大挙侵攻を開始。連邦は敵よりも早く“時間の墓標”の謎を解明すべく、七人の男女をハイペリオンへと送りだしたが…。ヒューゴー賞・ローカス賞・星雲賞受賞作。』
ダン シモンズ(著),Dan Simmons(原著),酒井 昭伸(翻訳)
『ハイペリオン〈下〉』
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bk1][
amazon]
早川書房(ハヤカワ文庫SF) |
発行:2000/11 |
価格:\840 |
サイズ:15 x 11cm |
ISBN/ASIN:4150113343
『迫りくるアウスターの脅威と、殺戮者シュライクの跳梁により惑星ハイペリオンは混乱をきわめていた。連邦政府より命令をうけ、この地に降りたった、神父、軍人ら経歴もさまざまな七人の男女は、一路“時間の墓標”をめざす。その旅の途上で明らかにされていく、数奇な宿命を背負う彼らの波瀾にみちた人生の物語とは…?あらゆるSFの魅力を結集し、卓越したストーリーテリングで描く壮大なる未来叙事詩、ここに開幕!ヒューゴー賞・ローカス賞・星雲賞受賞作。』
ダン シモンズ(著),Dan Simmons(原著),酒井 昭伸(翻訳)
『ハイペリオンの没落〈上〉』
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bk1][
amazon]
早川書房(ハヤカワ文庫SF) |
発行:2001/03 |
価格:\903 |
サイズ:15 x 11cm |
ISBN/ASIN:4150113483
『連邦の首星TC2から、色鮮やかな光条を描いて、FORCE無敵艦隊が出撃していく。めざすは謎の遺跡「時間の墓標」を擁する惑星ハイペリオン。宇宙の蛮族アウスターから人類連邦を守るための壮絶なる戦いの火蓋が、いままさに切って落とされようとしていた。いっぽうハイペリオンでは、連邦の密命を受けた七人の男女が、ついに「時間の墓標」に到着していた。長い旅路のはてに、その地で彼らを待ちうけていたのは…?『SFが読みたい!2001年版』が選ぶ90年代ベストSF第1位。ついに銀河を揺るがす戦いの火蓋は切られたハイペリオン・シリーズ、驚天動地の第二部。』
ダン シモンズ(著),Dan Simmons(原著),酒井 昭伸(翻訳)
『ハイペリオンの没落〈下〉』
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bk1][
amazon]
早川書房(ハヤカワ文庫SF) |
発行:2001/03 |
価格:\945 |
サイズ:15 x 11cm |
ISBN/ASIN:4150113491
『連邦の誇る無敵艦隊は、アウスターの大軍勢を前に苦戦をしいられていた。高度な予測能力をもつ独立AI群「テクノコア」の助言を信じ、連邦は対アウスター戦にもてる戦力のすべてをそそぎこむ。だがそのころ、惑星ハイペリオンを訪れた人々の眼前では、ついに「時間の墓標」が開き、驚くべき光景が展開されていた!はたして彼らの運命は?そして戦いの帰趨は?壮大な物語は、ここに驚異のクライマックスを迎える!英国SF協会賞・ローカス賞・星雲賞受賞。』
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各話の検証はこちら。
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関連。
エンディミオンは時代が少しあとになっていますが。
SFマガジン2006年4月号で発表された
オールタイム・ベストSFでも
・『ハイペリオン』(第一作目)
・《ハイペリオン》2部作 ダン・シモンズ
・《ハイペリオン》4部作 ダン・シモンズ
で得票が分かれていることからもそれが窺えます。
http://www.fan.gr.jp/~hosoi/alltimeenq/enq-alltime3.cgi