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『トップをねらえ!』じゃない不幸よりも『フリクリ』の変奏曲としての幸を楽しんだほうが気分がいいと思います〜な『トップをねらえ!2』第2話目。
意地悪な(悪趣味な?)設定が見え始めたのが面白いな。
このアニメじゃ、バスターマシンって「子供のおもちゃ」なのな。 ガキンチョにしか扱えない、デカくて強い超合金ロボット。 それがバスターマシンの正体だ。 いや、宇宙怪獣と戦う、ってことが、そもそもガキの遊びだ。
バスターマシン操って宇宙怪獣と戦ってるやつら、フラタニティのおにいちゃん(半ズボンだよ……)が「グワーンガギューンドグワァーン」とか云いながら軍の最新鋭の戦闘艇を無茶苦茶な方法(物理干渉で変幻し、生物みたいに泳ぎ回り、宇宙怪獣に噛み付く宇宙船たち! 燃える!)で文字通りおもちゃにしながら宇宙怪獣とやりあってるのを眺めながら、そのように理解した。
( ガキの力が物理法則も捻じ曲げる。 ここの宇宙の方程式は冷たくない。 なまぬるい方程式。 冷たい冷たくないでいえば「人はいつまでも子供のままじゃいられない」ってぇ大人の事情のほうが冷たいんだろう。 物理法則よりも。 )
フラタニティの基地が中に粒チョコはいってそうな外見だったり。 宇宙服もかわいいぬいぐるみみたいな外見だし。 バスターマシンの動力源は操縦者の「オサナゴコロ」だし。 そのように明言されるわけではないけど、そこかしこの絵面で、「ここは子供の遊び場」ですよ仄めかされる<エロい。
決定的なのは『フリクリ』のアマラオ管理官がコーヒーに砂糖いれながら「好きだろ? 甘いの? ボクもそうだったからわかるよ」みたいな台詞吐くあたり。
『トップをねらえ!2』でも『フリフリ』でやってみせた「オサナゴコロ」←→「オトナジジョウ」の対比を描くよ? ってことが仄めかされる<エロい ように思える。
やっぱ『フリクリ2』っつうか『フリクリ』の変奏曲でしょう、これは。
なるほど、作品世界の前提は了解した。 さて次はなにを見せてくれるんだろ?
続き、楽しみ。
もし、この『トップをねらえ!2』が『フリクリ』の変奏曲でしかないとするならば、男の子が住んでる街ひとつ程度の大きさの世界と叙情を描くのがせいぜいなはずだ。
(『フリクリ』は「『すごいこと』なんてない」世界。 その世界の果ては「隣街の境」、隣街も自分の街とまんま同じで延々それが広がってる。 だから「すごいことなんて起こらない」)
『トップをねらえ!2』が最終話をむかえたとき、そこには初代『トップをねらえ!』最終話が見せてくれた、胸のすくSF的大法螺はない気がする。 そのときにこそ「『トップをねらえ!』じゃない!」という言葉を俺は使おうと思う。
や、でも。 最後に、でいいから、とんでもない大きさの、気のすく大法螺ついてくれないかしら。
今更『フリクリ』と同じなんてチョロいところじゃない地平。 見せてくれないかしら。
それだけが俺の明確な希望。 (もちろん、最終輪タイトルは海外SFをもじってな!)
冒頭に明らかにされたアレはどうなんだろう? 意図が読めねえ。
なんでソレよ? 戦略的失敗じゃないのか? という気にしかならず。
うむ〜。 これも続き待ち。
続き、楽しみ。
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