Error 404 - Not Found
Sorry, but you are looking for something that isn't here.
平山夢明『東京伝説 死に逝く街の怖い話』 (竹書房,\552) [bk1][amazon]
恐怖との遭遇にもはや霊感は不要となった。ただ生きていればいい。
平山夢明が著する怪奇小話集シリーズ3冊目。 霊だのなんだの超自然的なものが怖い原因である「『超』怖い話」シリーズに対して、こちら「東京伝説」シリーズは「人間が怖い」が主題。 もっと言うなら「頭がおかしい人間は怖い。 そして頭がおかしい人間はどこにでもいる/どこにいるかわからない、それが怖い」。 霊的なものの存在を疑う人はいても、人間の狂気を疑う人はいない。 いや、なにも狂気なんて陳腐なものでなくてもいい。 単純に、こちらのことを思いはからない他人の無配慮な悪意や暴力は、怖い。 それが自分の身にふりかかるかもしれない、という可能性の点から言っても、霊よりも怖い。 石で殴られたら痛いと同じぐらいの確実性で、そういうものは怖い。 要はそれだけの話で、それだけの話をそれだけの話で終わらせない密度と濃度で描くのが、平山夢明という人だ。 嫌すぎる、勘弁して下さい。
シリーズも3冊目で、いつもどおり、たいへん粘性の高い、生理的嫌悪を伴う不潔な恐怖がこれでもかというほどてんこ盛り。 読んでいて、たいそう嫌な気分になれた。 飲み込む唾が苦くなる感じです。 うぇ。
で、嫌になりながらも何で読み続けているかというと、茫漠とした人の不安がどういう形をとるか、という「想像力の在り方」として、やっぱりそれは正しい(外してない)と思えるからだ。 景気が悪いとか体感治安だの検挙率が低下してるってニュースで言ってたとか隣に外国人が越してきたとか「何かよくわからないけれど、悪い方向には変わりつつある」っていう「嫌な気分」が、ちゃんと言葉になるべきものとして言葉にされている快楽がある。 本当かどうかはともかく「本当っぽい」と感じられる。 それで十分だし、それが全てだ。 のはずなんだけど。
(ホームページも見るとじゅうぶんにわかりますが)平山の描く恐怖は、かくある世界をどうまなざすか、っちゅうほとんど「世界観」なので……、
フィクションであるはずのこういう話が、まわり見渡せばごろごろ転がってたり、そもそも残酷で悲惨なストーリーこそが皆さんに望まれているような空気もあるように見えたりで、まあ、ありふれてるといえばありふれてるんだけど、この嫌な気分からはなかなか抜け出せそうにないかも。 とか、思わないでもない。 うむう。
今回も、うちの戸締りは確認した。 トイレも、ベランダも、ベッドの下も、押入れの中も。 いちおう。 念のため。
Sorry, but you are looking for something that isn't here.
Sorry, but you are looking for something that isn't here.
Sorry, but you are looking for something that isn't here.
隨ャ蠑宣ス玖陸 譛ャ縺ィ繝槭Φ繧ャ縺ョ諢滓Φ譌・險倥
Error 404 - Not Found
Sorry, but you are looking for something that isn't here.