第弐齋藤 土踏まず日記 : 鈴木志保『船を建てる』6巻

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2004/03/22 (月)

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鈴木志保『船を建てる』6巻

それを
あなたは
知って
いるでしょ?

 巻頭話「コルゲートで磨け」。

 そこに
 彼の死が、なぜ我々を悲しませるのか。
 それが描かれていて、読んで泣いた。

 我々にとって、彼/彼らが何であったのか、とか。
 かつて、我々はなにものであったのか、とか。
 そういうことが。
 すでに描かれていた。

 我々が我々の悲しみを把握し、
 我々の悲しみとして悲しむために必要だと思った。
 だから、読んで泣いた。

 我々は我々の悲しみを悲しむべきだ。

 だいじょうぶ。
 我々は、世界が変わることを知っている。
 彼らがそれを教えた。 彼がそれを教えた。 イッツ、エイト、オクロック。

 なんちて。
 ああ、でも。
 悲しいよ。
 ねえ。

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集英社(ぶーけコミックスワイド版) | 発行:1996/09 | 価格:\469 | ISBN/ASIN:4-08-860373-7

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