藤田和日郎『暁の歌』 (小学館,\390) [bk1][amazon]

藤田和日郎短編集。 至宝。
「瞬撃の虚空」(前編・後編)、「空に羽が…」、「ゲメル宇宙武器店」(前編・後編)、「美食王の到着」を収録。
日本橋ヨヲコ『G戦場ヘヴンズドア』2巻 [bk1][amazon] を思い出した。
漫画家に必要なもの、まがいものと本物との差を決定的に分ける一線とは「人格」だ、というあの台詞の、内実を知った気がした。
ここにあるのはただのマンガだ。
ただひたすらに、人の楽しみになろうとしている、本気の、ただのマンガだ。
その在り方を、大変に美しいと感じた。
一流の仕事。
たぶん、何度も読み返すだろう。
このマンガはこのひとコマ、この1ページのためにある。
というのが一読してわかるようにできている。
短編という形式を差し引いても、異様にわかりやすい。
そこがすごいと思った。
「ゲメル宇宙武器店」のマヌケさと気安さが好きだ。
やっぱ『イシャーの武器店』か。
藤田和日郎描くスレンダーな女性は何度見てもイイな〜。
相当にエロいよね。
