翻ってこちら、一言で云うと『「哲学実技」のすすめ―そして誰もいなくなった……』、感想は「胸くそ悪くなる」。
所謂「一般向け」の哲学の本でここまで人を不快感に陥れることができるのはそうそうないのではないでしょうか。
難解。だからではありません。
白亜の塔に引き篭もっている。からでもありません。
ただ、不快です。
なぜでしょう?
なんでここまで不快にならなければいけないのでしょう?
この本は、意地悪な謎かけです。
依怙地にならず。油断せず。が肝心か。
俺、これはミステリに属すると思う。
プラトンの対話篇が、ミステリに属するなら、って条件がつくけど。
でも。
確実にトリック(トラップ?)は仕掛けてあるよね。