快楽天連載の作品が待望の単行本化。ホントに待ってた。
まずはディフォルメ。
例えば

とか

断片でみるとちょっと「……。」なカンジはするが、全体はこう。

グロテスク一歩手前でたゆとうようなキッチュに可愛い絵柄であるなぁ、と感心するのだがいかがなものか。(関係ないが「足首/手首がなくても(ないほうが)可愛い」という価値観を植え付けられたのはテレビの『ななこSOS』だ。思い出した。ちきしょう!)
で、さらに。
この「可愛い」が。手段であり武器であるところ。
この絵柄で。痛々しいオトメな青春群像を描いてしまえるあたり。オノレは好きね。
狭い田舎町。友達とも呼びたくないような友達。その兄貴と付き合う彼女。決まる兄貴の結婚。どーぞお幸せに。でも、本当に気になるのは。『ただ秘めよ』
田舎の高校生。屋上のドア。高く黒い送電線。ドアが開いた気がする。あいてなんかねえよ。『りりしいひと』
なんかが好みではアル。
「可愛い」ことと語られる物語のビターさとのギャップで勝負するときと、単純に「可愛さ」のみで勝負するときと、そのミクスで攻めるときとあるのですが。両方ともいける口です。(「可愛さ」のみで勝負するときにたまーに上滑ってる時があるきがするのは俺に萌え属性の適正が無い所為か)。まだいい話は収録されて無いからね。次の単行本も楽しみ。