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	<title>第弐齋藤 &#187; 本の感想</title>
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	<description>本とマンガの感想日記。</description>
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		<title>松本晶『あるいは脳の内に棲む僕の彼女』</title>
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		<pubDate>Tue, 29 Jun 2010 14:59:45 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[本の感想]]></category>
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		<description><![CDATA[松本晶『あるいは脳の内に棲む僕の彼女』 [Amazon] 第9回小松左京賞最終候補作。ろくでもないカバーイラストに惹かれて購入。これが素直に面白かったら清々しく「ああ！　ろくでもなかった！」と喜びを唄えたんだが、そうでも [...]]]></description>
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<h3>松本晶『あるいは脳の内に棲む僕の彼女』 <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758411549/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a></h3>
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<p>第9回小松左京賞最終候補作。ろくでもないカバーイラストに惹かれて購入。これが素直に面白かったら清々しく「ああ！　ろくでもなかった！」と喜びを唄えたんだが、そうでもなかったのが悲しいところ。</p>
<p>タイトルからしてAI、人工知能モノかと思ったが、登場するのは有機ナノマシン製の完璧な肉体と美貌を備えた存在。AI（Artificial Intelligence）というよりはAE（Artificial Existence）というのが相応しいかも知れない。</p>
<p>今日日「完璧な肉体と美貌を備えた」と言われても、その深さ千尋とも云われる「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%B0%97%E5%91%B3%E3%81%AE%E8%B0%B7%E7%8F%BE%E8%B1%A1">不気味の谷</a>」を目の当たりにし続けている我々からしてみれば「はぁ……」とため息もでようもの、だけど、それを端的に「彼女らの一部は性的玩具として扱われています。アングラですけどね」として物語を進めてしまったのがこの作品の善性かもしれない。</p>
<p>主人公君がヘタレ気味のオタク青年（大病持ち）ということもあいまって、たいそう居心地の悪い目を味わうことができた。「己の惨めな欲望を、十二分に叶えてくれる存在が現れたとき、人々はどのように振る舞うのだろうか、ほら、例えばこのように」という蠱惑的な餌。それをめぐる物語。だから、この表紙は正解だったと思う。</p>
<blockquote><p>あのエッチなAIのディスプレイも、一般人を入れないための心理的バリア。元々は客引のためだったんだんでしょうけど、アレ見て普通の人たちは絶対に入ってこないから、結果オーライ</p></blockquote>
<p>まぁそれも分り易すぎる撒き餌で、その下に2重3重の多層的な主題を隠してはいるんだが……高度な専門用語で言うところの「ヘタ」「粗が見える」などの理由により楽しめきれなかったのが残念だった。</p>
<p>本道たる人工知能研究の知見の外挿、本邦の医療体制が構造的に抱える問題への言及、健康保険制度が崩壊し、フィクションにおける性的表現の制限に「成功」しコンテンツビジネスの壊滅と性犯罪の増加をもたらした未来の日本。<br />
面白そうなビジョン、小ネタは幾つも散見され、むしろそっちを詳しく！　と思いつつも。全然そんなことはなかったぜ。なのが本当に残念だったなぁ、と思ったのこと。</p>
<p>これがライトノベルレーベルででてたら、もしかすると「おお！SFだっ？！」ってな感じで絶賛してたかも知れないけど、￥1,900 の単行本でこれだされてもな……。</p>
<p>&#8212;-</p>
<p>小松左京賞も第10回で一旦打ち切り。<br />
その歴史的意義を果たした、というところかしらね。</p>

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		<title>新井素子『もいちどあなたにあいたいな』</title>
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		<pubDate>Thu, 04 Feb 2010 13:33:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sto-2</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[本の感想]]></category>
		<category><![CDATA[新井素子]]></category>
		<category><![CDATA[橋本治]]></category>

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		<description><![CDATA[新井素子『もいちどあなたにあいたいな』[Amazon] 新井素子7年ぶりの長編。 もしかすると、空虚であるなぁ。 素子姫に花束を。ただし、素子姫はもうどこにもいませんが、的な空虚さ。 読了したあと「橋本治の書いた小説みた [...]]]></description>
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<p>新井素子7年ぶりの長編。</p>
<p>もしかすると、空虚であるなぁ。<br />
素子姫に花束を。ただし、素子姫はもうどこにもいませんが、的な空虚さ。</p>
<p><span id="more-827"></span></p>
<p>読了したあと「橋本治の書いた小説みたいなだなぁ」と思った。橋本治の、特に現代日本を舞台にした中短編に。</p>
<p>まず、人が居る。人は社会に生きている。社会に生きている人は、それぞれの思惑を持っている。思惑とはロジックと言い換えてもいい。その思惑がいかに形成されていったのか、そのような思惑の形成を可能にする社会とはどのようなあり方をするものか、そのプロセスと背景と具体が三人称で語られる。</p>
<p>そこに、なんらかの事象が、事件が起きる。その事象、事件に対して、社会に生きている人は、みずからの思惑にしたがい、どのように、どのようなことを考え、行動するものか。そのプロセスと背景と具体が三人称で語られる。</p>
<p>これが、俺が思っている「橋本治の書く小説」。<br />
描かれているのは、とある哲理。ロジックと、それを作り、従う人間存在のあり方。なんだけど、その手触り、眼差しは、ひどくドライで冷徹で、なにか、ゾワリとさせられる。</p>
<p>俺が思っている「橋本治の書く小説」と、この小説の、ロジックとそれを作り従う人間存在の在り様。それが、相似であるな、と感じた。橋本治は三人称で語られるけれど、新井素子は一人称超口語体で語られるのが違いだ。</p>
<p>事象全体を、外から、第三者の怜悧な記述の語り口でみるのか、内から、当人の思考プロセスもろとも、キャラクターになりきって追体験してみるのか、の差かしら。</p>
<p>（どうだろう？　単に、女の立場から、それが母であったり妻であったり子であったりする女の在り様が語られて、それがときに、男が男であるが故に居座っている鈍感さ狡さ無配慮さを糾弾している、という図式を見て、それを思っただけかもしれない。）</p>
<p>&#8212;-</p>
<p>そういや、一人称超口語体の使いである／あったこの二人デビュー、ほとんど同じ時期なのな。橋本治が1977年『桃尻娘』、新井素子も1977年『あたしの中の……』。どうしてこうなった？</p>
<p>&#8212;-</p>
<p>作中、「二人称が『おたく』であるおたく青年（ただし造形は整っている）」が登場するんだが……21世紀的にアウトじゃなかろうか？　彼……<br />
なんというべきか……悶絶したわ。</p>
<p>&#8212;-</p>
<p>空虚、空虚ねえ。</p>
<p>この話が、本質として、「不在」を描いている、というのはあるか。『もいちどあなたにあいたいな』。でも、この言葉を発した人も「あなた」も、やっぱりどこにも居ねえんだ。もう。</p>
<p>作中の登場人物は、そんな理屈で納得したんだろうか？　彼女の不在を。そんな、句を絶するような理屈が説明されただけで、納得できたのだろうか？</p>
<p>&#8212;-</p>
<p>親しい人とこれについて話してみたい気もするが、親しい人はこれを読んでないし、おそらく読む必要もないという矛盾。<br />
新井素子ファンっつう教室居座り組に出された、けっして解けない宿題みたいな話だよ、まったく。</p>

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		<title>新清士「ゲーム開発最前線『侍』はこうして作られた　アクワイア制作2課の660日戦争」</title>
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		<pubDate>Wed, 03 Feb 2010 14:51:54 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[ゲーム]]></category>
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		<description><![CDATA[新清士「ゲーム開発最前線『侍』はこうして作られた　アクワイア制作2課の660日戦争」 [Amazon] 米光一成さんの米光ラジオ（「大東京トイボックス」のうめさんがゲスト参加した日）で知り速攻Amazonでポチった（残念 [...]]]></description>
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<p><a href="http://blog.lv99.com/">米光一成</a>さんの<a href="http://www.stickam.jp/profile/kodomoso">米光ラジオ</a>（<a href="http://twitter.com/ume_nanminchamp/statuses/8276419416">「大東京トイボックス」のうめさんがゲスト参加した日</a>）で知り速攻Amazonでポチった（残念ながら現在絶版らしい）</p>
<p>2002年にスパイクより発売されたPS2のゲーム『侍』の開発現場に密着取材したドキュメント。ここまで長期間ゲーム開発の現場に取材し、かつ赤裸々に語った書籍は他に無いんじゃなかろうか？　たいへん面白く読んだ。</p>
<p>肝はこの『侍』のプロジェクト・マネジメントが成功ではなかったと認識されていること。（あくまでソフトウェア開発におけるプロジェクト・マネジメントでの不成功。ソフトウェア自体は20万本強を売り上げ、人気シリーズとなり、最近もPS3で『侍道３』の廉価版が発売されている。ただしマイクロソフトの「Word」ですらプロジェクトとしては失敗、プロダクツとしてはそこそこ成功、とみなされていたらしいので、そもそもソフトウェア開発のプロジェクト・マネジメントの成功／失敗とはなんなのか、という話ではあるけれど。（→参考「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AF%E3%80%81%E3%82%80%E3%81%9A%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%A6%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3-%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC/dp/488135826X%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D488135826X" title="Amazon で商品の詳細を確認する">コンピュータは、むずかしすぎて使えない!</a>」）</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AF%E3%80%81%E3%82%80%E3%81%9A%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%A6%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3-%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC/dp/488135826X%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D488135826X" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/514R339J81L._SL75_.jpg" alt="コンピュータは、むずかしすぎて使えない!" /></a></p>
<p>プロジェクト・マネジメントの失敗。ゲームの方向性は定まらず、ディレクターもまた迷走し、仕様は朝改昼変され、徹夜は常態化し、作業は手戻りを繰り返し、その上で棄てられ、関係者間での情報共有はできておらず、利害調整もまた然り。失踪する者、身体を壊す者、精神を壊す者、家庭を壊す者。ゲームは完成にはほど遠く、発売はおろか操作さえまともにできないゲームの仕上がり。延期される発売日、それでも足らない時間、減っていく資金、傾きはじめる会社経営のビジョン。<strong>顕在する不幸、汝の名はデスマーチ。</strong>その具体が描かれる。オラ、わくわくしてきたぞ？！（身に覚えがありすぎて）</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%81-%E7%AC%AC2%E7%89%88-%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%A2%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%B7%B7%E4%B9%B1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3/dp/4822282716%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4822282716" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZPF06AV9L._SL75_.jpg" alt="デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか" /></a></p>
<p>ソフトウェアとは人類が作り出したものの中でも最も複雑なもののひとつで、その複雑さはほとんど怪物に等しい。その怪物を屠るすべを、人類はまだ見いだしてはいない。あるいは、本質的に、それは「無い」のだ、とも言われている。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E6%9C%88%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E2%80%95%E7%8B%BC%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%82%92%E6%92%83%E3%81%A4%E9%8A%80%E3%81%AE%E5%BC%BE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-Professional-computing-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BBP-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4894716658%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4894716658" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TWX1TAERL._SL75_.jpg" alt="人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))" /></a></p>
<p>しかもコンピュータ・ゲームの目的とはにんげんのたのしみ。もっとも困難な目的だ。</p>
<p>複雑さと困難さ、その二つに立ち向かいつつも打ちひしがれる人間の姿が描かれてあって、涙を禁じ得ない。……本当に禁じ得ない。ヘタしたら死ぬからね？</p>
<blockquote><p>中西は懸命に、煮詰まっても、自分の心が空になっても、仕様書と資料を作った。それ以外に、求められていることに対して答える術を持たなかった。</p></blockquote>
<p><strong>「自分の心が空になっても」！</strong></p>
<blockquote><p>畑中は、次のプログラムの検証が始まってから、「どうしても帰る」と言い出した。時間は十二時を過ぎ、終電にはギリギリの時間だった。引き留める声はもちろんあった。それでも、<br />
「かげちよに、ご飯をあげないといけないですから」<br />
といい残すと、会議室を去っていった。かげちよとは、彼の家で飼っていたペットだった。</p></blockquote>
<p>哀しい……。</p>
<p>これは普通に、どこででも起こっている話ではある。（戦争と貧困が人類にとってありふれた話であるように？　大仰な言い様だけど）ソフトウェア開発を巡る問題。企業の情報システムしかり、ゲームしかり。企業の情報システムでそれが起こるとニュースになったり、人々の生活に影響がでたりするのはご存じのとおり。コンピューター・ゲームでそれが起こると端的に「クソゲー」と呼ばれる。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E-%E5%A4%A2%E3%81%A8%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E3%81%AE%E7%8B%AD%E9%96%93-%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0/dp/4822283801%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4822283801" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51dTcwyDMsL._SL75_.jpg" alt="プログラマーのジレンマ 夢と現実の狭間" /></a></p>
<blockquote><p>自分の方がうまくやれるという自信がある人は、過去のプロジェクトで何度次のように考えたか思い出してほしい。「たぶんこうするべきだということはわかっている」。「こう」というのは、ソフトウェア開発のベストプラクティスの聖典に載っているどんな方法でもよい。「でも、今回は特別だ。特殊なケースなんだ」。アンディ・ハーツフェルドが言ったように、「典型的なソフトウェアプロジェクトなどない。プロジェクトは一つひとつ違う」のだ。</p>
<p>スコット・ローゼンバーグ 「プログラマーのジレンマ」</p></blockquote>
<p>この本が出た2002年読んでも時流に乗った読み物として面白く読みはしたんだろうが（ゲーム『侍』は絶対買ったと思う。やってないんだよな、たいへん残念なことに）それなりに経験を積んだしそこそこ勉強もしたぜ、と楽しい錯覚に陥ってる2010年現在に読んだからこそ胃の腑に落ちる理解ができたとは思う。面白かった。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%97%98%E3%81%86%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BC-%E6%96%B0%E8%A3%85%E7%89%88-%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AE%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%82%92%E6%8B%85%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%B7%E9%81%94-G%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/4822247570%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4822247570" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51kV6tOSplL._SL75_.jpg" alt="闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達" /></a> </p>
<p>しかし、この『侍』ってゲーム。本当に面白そうだな。基本的にはシリアスやろうとしているのに、所々で完璧に狂ってる。全力でもってお茶らけている。全部真顔。アホかｗ　だがこれは楽しそうだ。ディレクター中西氏が当初の理想として果たせなかった「自由」が不完全ながらも形を変えて生き残っているようにも見える。おかしい。</p>
<p>やっぱゲームって、プロダクツとしてカリカリに統制されてるよりかは、どっか歪で、人間どものコントロールを脱して暴走しているぐらいのほうが面白いのかもなぁ。どうだろう？　う～ん、いささか日本的な感慨かなぁ……最近の海外ゲーは統制されつつも、かつ突き抜けてあるような手触りがあるものもあるしなぁ、トップレベルとはそういうものだってだけかも知れないけれど、まぁそれはそれだな。多様性は善だ。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E4%BE%8D~%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88~-PlayStation-2-the-Best/dp/B000CFTLUS%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000CFTLUS" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31GNEDZYWHL._SL160_.jpg" alt="侍~完全版~ PlayStation 2 the Best" /></a></p>

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		<title>ご冗談でしょう、新井素子さん</title>
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		<pubDate>Mon, 25 Jan 2010 17:14:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sto-2</dc:creator>
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		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[本の感想]]></category>
		<category><![CDATA[新井素子]]></category>
		<category><![CDATA[星新一]]></category>

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		<description><![CDATA[新井素子『もいちどあなたにあいたいな』[Amazon] を読了したので感想など書くかと思いつつ、大トロであるところの「あとがき」を読む。 途中で私、星新一さんのアンソロジーのお仕事をやらせていただいて、二年くらい毎日星さ [...]]]></description>
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<p>新井素子『もいちどあなたにあいたいな』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103858028/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a> を読了したので感想など書くかと思いつつ、大トロであるところの「あとがき」を読む。</p>
<blockquote><p>途中で私、星新一さんのアンソロジーのお仕事をやらせていただいて、二年くらい毎日星さんのショートショートを読み続けて、そうしたら、ショートショートが書けるようになってしまった。（それまで私、ショートショートはおろか、短編がまったく書けなかったんです。）そして、そのかわり、長編がまったく書けなくなってしまった。そんな時期があった。（だから、この八年の間に、ショートショート集を一冊出して、短編も書いてます。）<br />
とはいえ……八年。ちょっと冗談じゃないよね、八年。</p></blockquote>
<p>……。</p>
<p>やだ、なにそれこわい<br />
いや、やっぱ尋常じゃないなぁ、この人……（今更だが）</p>
<ul>
<li><a href="http://motoken.na.coocan.jp/index.html">新井素子研究会</a>
<ul>
<li><a href="http://motoken.na.coocan.jp/profile/senko1.html">第一回奇想天外SF新人賞選考会：選考過程</a></li>
<li><a href="http://motoken.na.coocan.jp/profile/senko2.html">第一回奇想天外SF新人賞：最終選考</a></li>
</ul>
</li>
</ul>
<blockquote><p>筒井　ただ、そういった文章が出てくるのはいいことなのか、それとも悪いことなんですか。<br />
星　　もはやいい悪いじゃないと思うよ。世の中がこうなっちまったんだ。</p></blockquote>
<blockquote><p>筒井　ほんとにこのままでいいと思いますか。これを入選させて、このままの調子であちこちからの作品依頼に応じさせてもいいと、ほんとに思う？<br />
星　　そりゃ、いいと思うな。<br />
　　　ＳＦと劇画で育った世代の象徴とみていいんじゃないかな。ぼくは、これによって人生観が変わった。生じっかの社会体験ならむしろない方がいいらしい。 </p></blockquote>
<ul>
<li><a href="http://homepage3.nifty.com/sasakibara/1978/1978_05.htm">1978年論ノート05　星新一が新井素子の中に見出したものは、何だったのか</a></li>
<li><a href="http://lanopa.sakura.ne.jp/kumi/04.html">久美沙織『創世記』　第４回「輝く鬼才・新井素子」</a></li>
</ul>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%A9%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%AA-%E6%96%B0%E4%BA%95-%E7%B4%A0%E5%AD%90/dp/4103858028%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4103858028" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KL1J844hL._SL160_.jpg" alt="もいちどあなたにあいたいな" /></a></p>

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		<title>濱野智史『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』</title>
		<link>http://sto-2.que.jp/archives/776</link>
		<comments>http://sto-2.que.jp/archives/776#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 20 Jan 2010 10:25:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sto-2</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[本の感想]]></category>
		<category><![CDATA[クリス・アンダーソン]]></category>
		<category><![CDATA[ニコニコ動画]]></category>
		<category><![CDATA[内田樹]]></category>
		<category><![CDATA[濱野智史]]></category>

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		<description><![CDATA[濱野智史『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』[Amazon] 2000年代に出現したWebコミュニティ、Webサービスを社会科学的な視点から分析してみようという本。ただし「２ちゃんねる」「mix [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
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<h3>濱野智史『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757102453/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a></h3>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%85%8B%E7%B3%BB%E2%80%95%E2%80%95%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AB%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%8B-%E6%BF%B1%E9%87%8E-%E6%99%BA%E5%8F%B2/dp/4757102453%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4757102453" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51tHfxfuX5L._SL160_.jpg" alt="アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか" /></a></p>
<p>2000年代に出現したWebコミュニティ、Webサービスを社会科学的な視点から分析してみようという本。ただし「２ちゃんねる」「mixi」「ニコニコ動画」「はてなダイアリー」「初音ミク」などの日本固有と目されるサービス群に主眼を置いているのが特徴。暗黙的に日本人論、日本社会論になってたのが面白かった。</p>
<p>読んでいて、以前から不思議に思っていたことに答えがでた気がする。ジャンル、カテゴライズの問題。匿名の誰かをお前は何者であるとカテゴライズする「名付けのゲーム」がなぜに起こるのか、という不思議。それはなぜに必要とされるのか。</p>
<p>最初にそれを意識したのは2007年も半ばのニコニコ動画のコメントの中。「ニコ厨」と「２ちゃんねら」が喧嘩してた。ニコニコも２ちゃんもひろゆきが絡んでいるんだからユーザーの母体なんて似たりよったりじゃろ？　その連中がなぜに喧嘩する？　というの当時の俺の認識。マーケティングのクラスター的には全然別物らしいんだけど、当時はそんなことは全然知らなくて、なんでこいつらはこういう争いの仕方をするんだろう？　と不思議に思ってた（「こいつら」って言い方には「とりあえず他人事として見ることで、客体化してみた自分」も含む）</p>
<p>あとあれだ、ニコニコ動画の今は消されてしまった動画。歴代ガンダムの主題歌（OP・ED）を流しながら各シリーズの名場面をふりかえろうぜサンライズには内緒で、みたいな趣旨の。そこでも、世代間論争の様相を呈しながらも各シリーズのファンが各シリーズのファンを罵倒し合ってた。「とりあえずお前らがガンダム大好きなことと、アムロが人の心の光を見せた程度では争いは無くならないことはわかった。」</p>
<p>ほかにも同言異句多数。「東方」「ボカロ」「アイマス」「ネトウヨ／サヨ」「リア充」etc&#8230;etc&#8230;etc&#8230;。あちらこちらで繰り広げられる罵りあい。「厨」の一字をつける、というカテゴライズの作法もこれに拍車をかけたような気もするし、さらに細かく細かく実体としては特定できないものすら、名前がつけられ差異化され続けているように思える。そういや、つい最近、ニコニコ動画に「例のアレ」というアクロバティックなカテゴリが出現したことを思い出してもいいかも知れない。</p>
<p>なんでそういう細かい細かいカテゴライズが生じ、コンフリクトが起こるのか、必要とされるのか、いままで全然わからんで不思議に思ってたんだが、この本を読んでいくうちになんとなくわかった。たいしたことではぜんぜん無い、それが匿名間でのコミュニケーションだってことだ。匿名間でのコミュニケーションとはそのような形態をとるのだ。（ここで言う「匿名」とは社会的に特定不能ぐらいの意味。ハンドル名でも筆名でも、なにかしら、ある程度の期間をおいても個人を特定しうる「名」がないことを「匿名」と言いたい。）一言で言うと「名前が無い奴は呼べないので、仮の名を付けよう」。真暗闇の中、誰がどこにどれだけ居るのかわからないなかで、ハゲを見つける最良の方法はハゲを罵ることだ。反応した奴がハゲ。</p>
<p>匿名の中でのアイデンティファイ。そのためにカテゴライズは必要とされる。定義のメタゲームは必要とされる。暗闇の中で姿を見えない相手を思いっきりぶん殴るために。お前らはいったい何と戦ってるんだ？</p>
<p>どうも、この日本の社会で人が暮らし、言葉を発していく中で、もっとも形をとりやすい言論形態とは「匿名」である、というのが歴史的事実であるらしい。（そういや今も、利便性と信頼性と、それ以上の意義を巡って「実名 vs 匿名」の論争はあちこちでも起こってる。これからしばらく起こり続けるだろう。<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/07/news026.html">「ネット上は匿名？　実名？　勝間和代氏やひろゆき氏の“議論”より &#8211; ITmedia News」</a>、<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/07/news026.html">ねとらぼ：2ちゃんねる創設者ひろゆき氏、「匿名の人たちが信用できない」 &#8211; ITmedia News</a>）</p>
<p>ある仕組み・アーキテクチャが、社会の中で価値を認められ受け入れられるためには、その社会で流通する価値体系へのすり合わせ「翻訳」が必要である、とはいうが、日本ではその肝が「匿名性とコミュニティのコントロール」に集約されうるのが興味深いと思うし、半ばうんざりもした。主流的本場的開放的であるアメリカと、傍流的特異的閉鎖的である我々日本、という見立てにおいては内田樹『日本辺境論』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106103362/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a> をチラと思い起こしたりもしたが、金槌をもった奴にはすべてが釘に見えるってだけかもしらん。</p>
<p>この本ではもうひとつ「共時性とコミュニティのコントロール」も視野に入ってて、興味的にはそっちのが面白そうではある、でもそれはまた別のお話（あるいは次の岩に続く）。希少性こそが価値を生み出すのだとしたら、今日日もっとも希少であるのは人間が生きる時間であり、そのリソース配分のきっかけとなる「興味」であるという話だ。これはクリス・アンダーソン『フリー　＜無料＞からお金を生みだす新戦略』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a>にも通じるかしら。</p>
<p>2008年10月の刊なので、2009年末から2010年初頭にかけて読むにはすでに古びている（≒答えがでている）ところもあったが、面白かったとは思う。「あたしみんな知っていたな」だけど。</p>

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		<title>読中日記、チェスタトン『木曜日だった男　一つの悪夢』、ディヴィッド・イーリィ『タイムアウト』を読む。</title>
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		<pubDate>Tue, 19 Jan 2010 14:59:38 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[日記]]></category>
		<category><![CDATA[本の感想]]></category>
		<category><![CDATA[チェスタトン]]></category>
		<category><![CDATA[ディヴィッド・イーリィ]]></category>
		<category><![CDATA[南條竹則]]></category>
		<category><![CDATA[読書会]]></category>

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		<description><![CDATA[というわけでボンクラ読書会のネタ本であるチェスタトン『木曜日だった男　一つの悪夢』[Amazon] 、とディヴィッド・イーリィ『タイムアウト』[Amazon] を読みはじめる。 &#8212;- おお、買ってから気づいた [...]]]></description>
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<p>というわけでボンクラ読書会のネタ本であるチェスタトン『木曜日だった男　一つの悪夢』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334751571/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a> 、とディヴィッド・イーリィ『タイムアウト』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309463290/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a> を読みはじめる。</p>
<p>&#8212;-</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%A8%E6%9B%9C%E6%97%A5%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%B7-%E4%B8%80%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%82%AA%E5%A4%A2-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E5%8F%A4%E5%85%B8%E6%96%B0%E8%A8%B3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%88%E3%83%B3/dp/4334751571%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4334751571" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/413tUJl5tdL._SL160_.jpg" alt="木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫)" /></a></p>
<p>おお、買ってから気づいたけど光文社の古典新訳文庫、訳が<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%A2%9D%E7%AB%B9%E5%89%87">南條“酒仙”竹則</a>先生ですわ。さすがというべきか（？）読みやすい。<br />
もっと抹香臭いものを想像していたけど、全然そんなことはない始まって早々怒濤の大展開、えッ？！　こんなお話だったの？　と嬉しい驚き</p>
<blockquote><p>
「お前は悪魔だ！」グレゴリーがしまいに言った。<br />
「君は紳士だな」サイムはすまし込んで答えた。
</p></blockquote>
<p>キャラ立ってんなぁ、ラノベかよお前ら。</p>
<p>&#8212;-</p>
<p> <a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A4/dp/4309463290%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4309463290" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61fZtpNusNL._SL160_.jpg" alt="タイムアウト (河出文庫)" /></a></p>
<p>裏表紙紹介の「異色作家」の一言に全てをかけて買ってみた短編集、ディヴィッド・イーリィ『タイムアウト』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309463290/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a> は<strong>ド大当たり</strong>。もう面白いのなんのって、読んでて電車乗り過ごした。</p>
<p>読了したのは</p>
<ul>
<li>理想の学校</li>
<li>貝殻を集める女</li>
<li>ヨットクラブ</li>
<li>慈悲の天使</li>
<li>面接</li>
</ul>
<p>良かった。特に「面接」は時節柄もあってか壮絶だと思ったわ。ビジネスはあなたの魂を木端微塵に救済するのです。</p>

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		<title>古橋秀之『ソリッドファイター［完全版］』</title>
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		<pubDate>Wed, 13 Jan 2010 22:34:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sto-2</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[本の感想]]></category>
		<category><![CDATA[ゲーマー小説]]></category>
		<category><![CDATA[ゲーム小説]]></category>
		<category><![CDATA[古橋秀之]]></category>
		<category><![CDATA[川上稔]]></category>
		<category><![CDATA[桜坂洋]]></category>

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		<description><![CDATA[古橋秀之『ソリッドファイター［完全版］』[Amazon] 正月休みでグダグダしてるときにAmazonで売られているのを見つけて速攻ポチって正月あけてからマッハで一気読み。面白かった。 2008年の9月にイベント限定販売然 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="topsy_widget_data topsy_theme_blue" style="float: right;margin-left: 0.75em; background: url(data:,%7B%20%22url%22%3A%20%22http%253A%252F%252Fsto-2.que.jp%252Farchives%252F732%22%2C%20%22style%22%3A%20%22big%22%2C%20%22title%22%3A%20%22%E5%8F%A4%E6%A9%8B%E7%A7%80%E4%B9%8B%E3%80%8E%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%EF%BC%BB%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88%EF%BC%BD%E3%80%8F%22%20%7D);"></div>
<h3>古橋秀之『ソリッドファイター［完全版］』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002U842FO/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a></h3>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9-T0822430-%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC-%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88/dp/B002U842FO%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002U842FO" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41kDjwwc0QL._SL160_.jpg" alt="ソリッド・ファイター[完全版]" /></a></p>
<p>正月休みでグダグダしてるときにAmazonで売られているのを見つけて速攻ポチって正月あけてからマッハで一気読み。面白かった。</p>
<p>2008年の9月にイベント限定販売然る後に通販のみで販売となっていたものがようやく2009年11月にAmazonで取り扱われるようになった模様。イベントと通販を逃していいたのでもう二度と手には入らないものと思い込んでいたので読めて嬉しい。人生の負債である「出ない続刊」が減った。商品のリーチとしても自分あたりが最後尾だろうよ。熱心なファンならもうとっくに買って読んでいるだろうし。</p>
<p>刊行されたなかった2巻、3巻もあわせて700頁超の大ボリューム。傑作<strong>『龍盤七朝 ケルベロス』</strong> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048682199/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a> を読了した直後ということもあって、たいへん満足した。俺、この人の文章読むの好きだわ、やっぱ。</p>
<p>刊行されたのは97年ですでに前世紀、当時と比べ「目配せ」をする相手がいないため、フィクションとしては純度を上げて立ち上がってきた印象を受ける。あるいは「そのようには選択されなかった未来／我々にとっての近過去」ということで架空戦記、歴史改変ＳＦ的な味わいも。</p>
<p>ボーイ・ミーツ・ゲームの主旋律とボーイ・ミーツ・ガールの裏旋律。かつてそのようなゲームがあり、彼らはそのようなゲームに出会い、熱中し、競い、そこそこ楽しむことの大事を知ったのでした、まる。</p>
<p>ゲーマー小説の難点（あるいは大トロ）として、社会的には無為な行為であるゲームに、なぜに自分は没入せねばならぬのか、これほど真摯に挑まねばならぬのか、という実存的な問いを抱え込まざるを得ず（面白いことに、これは今日日のオンライン・ゲームを背景としているゲーム的小説、例えば川原礫『アクセル・ワールド』『ソードアートオンライン』にでも痩犬のようについてまわっている。さらに「速度」とか言いだせば勃起もんですよあなた）この「実存的な問いを抱え込まざるを得ない」点において優れたビルドゥングスロマンたりえるのだが（文章長いね）『ソリッドファイター』においてはその野暮ったい「重さ」を小説内のインチキ臭いガジェットを用いて、うまい具合に中和して取り込んでいるなぁという印象を受けた。</p>
<p>ひとつは古橋作品に度々（必ず？）登場する「肉体派担当のデカ女」であるタケちゃんこと岳神隆子と彼女が操るインチキ古武術、岳神流。（「勁」を利用した「見えないパンチ」が撃てる程度にインチキ。『ノウェム』や『龍盤七朝 ケルベロス』でみられた勁の武功がここにも！）</p>
<p>もうひとつはゲーム『ソリッド・ファイター』の特徴であるキャラクターカスタマイズを使って主人公操るソリッド、RYU-COに組み込まれた煩悩。ヒント：ぶる～んぶるん。</p>
<p>あとは主人公スダケンの飄々としたキャラクター造形。</p>
<p>こいつらの組み合わせのおかげで、ゲーム／ゲーマー小説『ソリッドファイター［完全版］』は適度にインチキくさく、適度にアホらしく、適度にまっとうである。みたいな、そこそこのバランスを保っていられたんじゃねえかなぁと、21世紀も10年が経ってしまい、多層的に分断されたそれぞれの今ココから、なんとなく思ってみたりもする。ラストのタケちゃんに挑むスダケンとか大好きよ君、男の子。</p>
<p>亡うた子の歳を数えるようなもんだけど、前世紀末にこれがでてりゃあ、ごくごく一部だけど状況は変わっていたんだけどね。でも俺らはそれを選ばなかった。選ばなかったのよねぇ、あーあ、とか思いながら。</p>
<ul>
<li>桜坂洋『スラムオンライン』<br /><a href="http://sto-2.que.jp/ndiary/2005/06/200506133.html">http://sto-2.que.jp/ndiary/2005/06/200506133.html</a></li>
<li>川上稔『連射王』が気になる<br /><a href="http://sto-2.que.jp/ndiary/2007/01/200701151.html">http://sto-2.que.jp/ndiary/2007/01/200701151.html</a></li>
<li>追補：ゲーム／ゲーマー小説<br /><a href="http://sto-2.que.jp/ndiary/2007/01/200701152.html">http://sto-2.que.jp/ndiary/2007/01/200701152.html</a></li>
</ul>

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		<title>俺らの脳とココロは無料に対してユルいので、これからはそれを利用してひと儲けしよう　クリス・アンダーソン『フリー　〈無料〉からお金を生みだす新戦略』</title>
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		<pubDate>Sat, 09 Jan 2010 17:27:15 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[本の感想]]></category>
		<category><![CDATA[クリス・アンダーソン]]></category>
		<category><![CDATA[ダン・アリエリー]]></category>
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		<category><![CDATA[ニコラス・G・カー]]></category>
		<category><![CDATA[ニール・ゲイマン]]></category>

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		<description><![CDATA[クリス・アンダーソン『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』[Amazon] 今更読んだ。去年の11月に1万部限定とはいえ無料公開されてたんだから先に手に入れてさっさと読んじまえばよかった。 アトム経済（モノ経済）か [...]]]></description>
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<h3>クリス・アンダーソン『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a></h3>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC~%E3%80%88%E7%84%A1%E6%96%99%E3%80%89%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8A%E9%87%91%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BF%E3%81%A0%E3%81%99%E6%96%B0%E6%88%A6%E7%95%A5-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/4140814047%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4140814047" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/418bv41i6jL._SL160_.jpg" alt="フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略" /></a></p>
<p>今更読んだ。<a href="http://www.freemium.jp/">去年の11月に1万部限定とはいえ無料公開されてた</a>んだから先に手に入れてさっさと読んじまえばよかった。</p>
<p>アトム経済（モノ経済）からビット経済（情報経済？）への移行のなかで生まれるフリーミアム（基本的なサービスは無料、高機能・特殊機能が欲しければ有料というビジネスモデルの現状）その来し方と行く末を俯瞰した本、ということになるのかな。</p>
<p>情報技術の爆発的発展が可能とした新たな＜フリー＞。無料で、自由であることを武器にした新たなビジネスモデルとその成功事例、その歴史的背景、フリーに対する疑念とそれに対する反論などなど、実に幅広い領域を、様々な分野、資料をもとに詳説してくれて、たいへんためになっちまった。行動経済学、ダンバー数、ベルトラン競争、タンポポの考え方、海賊版のパラドクス、誘発された陳腐化……覚えておいて損はない単語をこれで知った。</p>
<p>しかし……行動経済学とか言われてもなぁ……結局のところ心理学となにが違うのだ？　という気にもなる。人類が生物として、社会的動物して、獲得してきた特質と、ビット経済がもたらすほぼ無制限の潤沢さとのギャップ・ゆがみ・落差・錯誤。それが結果として商業的な優越性／価値を生み出しているのだろうなぁとは茫漠と理解した。</p>
<p>我々は失うことを本能的に恐れるので、なにも失う心配がない無料に対してはユルいのだ。脳も、ココロも、ついでに財布も。</p>
<p>つまるところ、無料とはいったいどういうことなのか、そこから比する、有料とは、価値とは何なのか、利益を生み出し得るビジネスモデルを考案するとはどういうことなのか、それがわかった気がする。</p>
<p>それは、いまここに、このようにしてある我々とはいかなる存在であるのか、ありえるのか、について考えることだ。我々の、新しい形のあり方。様式。規範。充足と幸せを。そのようなものを「ほら、こういうんもアリやろ？」と指し示してみせることなんだろう。たぶん。（それができて、かつツイてた奴には大金がドジャー。できなくとも、まぁ世界をデコレイトすることは悪いことじゃねえよ？）</p>
<p>文中いくつか、積ん読にしていた本、途中でやめておいた本、気にはなった本がでてきてチキショーと思ったことだ。読んどきゃよかった。すぐそこにあるんだから。</p>
<p>ニール・ゲイマン（！）『アメリカン・ゴッズ』、2008年にデジタル版を四週間無料で提供し話題を呼び、ベストセラーになったそうです。日本じゃそんなの全然話題にならなかった？！</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%83%E3%82%BA-%E4%B8%8A-%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4047916080%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4047916080" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CFpHs2ctL._SL160_.jpg" alt="アメリカン・ゴッズ 上" /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%83%E3%82%BA-%E4%B8%8B-%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4047916099%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4047916099" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51NQg0-%2BslL._SL160_.jpg" alt="アメリカン・ゴッズ 下" /></a></p>
<p>ダン・アリエリー『予想どおりに不合理　行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』……いま手元にあるが積ん読のまま……。</p>
<p> <a href="http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%88%E6%83%B3%E3%81%A9%E3%81%8A%E3%82%8A%E3%81%AB%E4%B8%8D%E5%90%88%E7%90%86%E2%80%95%E8%A1%8C%E5%8B%95%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99%E3%80%8C%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%8C%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%82%92%E9%81%B8%E3%81%B6%E3%82%8F%E3%81%91%E3%80%8D-%E3%83%80%E3%83%B3-%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/4152089792%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4152089792" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-4KbAnQOL._SL160_.jpg" alt="予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」" /></a></p>
<p>チャールズ・サイフェ『異端の数ゼロ　数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念』……こいつも読み途中……。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E7%95%B0%E7%AB%AF%E3%81%AE%E6%95%B0%E3%82%BC%E3%83%AD%E2%80%95%E2%80%95%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%83%BB%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%8C%E6%81%90%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%82%82%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%AA%E6%A6%82%E5%BF%B5-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABNF%E2%80%95%E6%95%B0%E7%90%86%E3%82%92%E6%84%89%E3%81%97%E3%82%80%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A7/dp/4150503494%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4150503494" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CqrZ8d3nL._SL160_.jpg" alt="異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)" /></a></p>
<p>ニコラス・G・カー『クラウド化する世界』……気にはなっていた……。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C-%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BBG%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/4798116211%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4798116211" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41XRsQ5qWvL._SL160_.jpg" alt="クラウド化する世界" /></a></p>
<p>ん～悔しいな。今年はもうちょっと読書量増やします（ｗ</p>

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		<title>「レーザーと聞くと、男の心はときめくものなのです。」　 矢部孝，山路達也『マグネシウム文明論』</title>
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		<pubDate>Thu, 07 Jan 2010 10:00:51 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[本の感想]]></category>
		<category><![CDATA[山路達也]]></category>
		<category><![CDATA[矢部孝]]></category>

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		<description><![CDATA[矢部孝，山路達也『マグネシウム文明論』 [Amazon] 実現可能性がどれだけあるのかはわからないが、とにかく面白そう！　と思わせてくれた１冊。正月からいいもの読んだ感あり。「文明論」とはこれまた大きくでたが、なるほどこ [...]]]></description>
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<h3>矢部孝，山路達也『マグネシウム文明論』 <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569775616/dainisaitou-22/ref=nosim" title="Amazon.co.jpで詳細を見る" class="amazon_ref_link">[Amazon]</a></h3>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%96%87%E6%98%8E%E8%AB%96-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AD%9D/dp/4569775616%3FSubscriptionId%3D08N41Q6DCNKKETJ8FX82%26tag%3Ddainisaitou-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4569775616" title="Amazon で商品の詳細を確認する"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51dcmzxoA2L._SL160_.jpg" alt="マグネシウム文明論 (PHP新書)" /></a></p>
<p>実現可能性がどれだけあるのかはわからないが、とにかく面白そう！　と思わせてくれた１冊。正月からいいもの読んだ感あり。「文明論」とはこれまた大きくでたが、なるほどこれならばいけるのかもしれない。</p>
<p>「太陽光励起レーザー」。太陽光から直接レーザーを生成するこの技術がミソらしい。</p>
<p>海水に大量に含まれるマグネシウムを塩化マグネシウムとして抽出、その塩化マグネシウムにレーザーの大エネルギーをぶちあててマグネシウムを錬成。このマグネシウムを次代の燃料資源として使いましょう、というお話。</p>
<p>基本的に太陽光しかエネルギー源として使わないので化石燃料を燃やしたときのように温室効果ガスが発生しないし、海水からマグネシウムを抽出する過程で21世紀もっとも不足する資源とも言われる「真水」を同時に得ることができて一石二鳥だそうだ。</p>
<p>いわく、基礎技術開発はあらかた終わっていて、あとはどう効率を上げていくかというノウハウの問題、すでに試験施設も稼働しはじめ、着実に実用化へとは向かっているらしい。</p>
<p>ホントかねぇ？　そんなに上手くいくものなの？　といぶかしみながらも、でも「あ、それ面白そう！」「それが実現したら素敵だろうな」と思わせるビジョンを提供してくれたことは確か。<a href="http://www.1101.com/iwata/2007-08-31.html">「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」</a>とは宮本茂さんの言葉だったけか。なるほど、こいつはたしかにアイディアだ。</p>
<p>科学啓蒙書としてもよくできてた。特に図版の使い方と科学的比喩。アホみたいにうまい。レーザーってものが何なのか、自分はこの本よんで初めて理解した。</p>
<p>それと読み物としても面白かった。科学解説をしていたかと思うと、突然、研究苦労話が始まったり（その反動か自慢話ともとれる挿話が若干うぜぇ）、ひょっこり研究者としての「人柄」が顔を覗かせたり、読んでいて微笑ましい。なによりこの一文は至言なのでいただいておきたい。</p>
<blockquote><p>レーザーと聞くと、男の心はときめくものなのです。</p></blockquote>
<p>レーザーの嫌いな男子なんていません！</p>
<p>この1冊を知ったのはmark-wada blogのこちらのエントリーから。感謝！</p>
<ul>
<li>マグネシウム文明論 (mark-wada blog)<br />
<a href="http://kamawada.com/~masanori/blog/2009/12/post_982.html">http://kamawada.com/~masanori/blog/2009/12/post_982.html</a></li>
</ul>

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		<title>2009年マイベスト：ノンフィクション 追補　青砥恭『ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所』がひどい</title>
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		<pubDate>Sat, 02 Jan 2010 07:35:04 +0000</pubDate>
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<p>まだ読了していないのでベスト選には加えなかったが、読み物としての衝撃度では <strong>青砥恭『ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所』</strong>が強烈だった。どこの国のいつの話だそれは？！と問い質したくなるような気が滅入る不幸エピソード満載で、<strong>P・W・シンガー『子ども兵の戦争』</strong>を読んだときと同じような暗鬱たる気分にさせられた。俺だけこんな目に遭うのも癪なので是非オススメしておきたい。</p>
<p>同様に<strong>吉川徹『学歴分断社会』</strong>、<strong>阿部彩『子どもの貧困―日本の不公平を考える』</strong>も、今後この国が十数年か、あるいは数十年か、それぐらいの年月をかけてゆっくりと凋落していくのだなということが実感できて面白い。</p>
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