ご冗談でしょう、新井素子さん
新井素子『もいちどあなたにあいたいな』[Amazon] を読了したので感想など書くかと思いつつ、大トロであるところの「あとがき」を読む。
途中で私、星新一さんのアンソロジーのお仕事をやらせていただいて、二年くらい毎日星さんのショートショートを読み続けて、そうしたら、ショートショートが書けるようになってしまった。(それまで私、ショートショートはおろか、短編がまったく書けなかったんです。)そして、そのかわり、長編がまったく書けなくなってしまった。そんな時期があった。(だから、この八年の間に、ショートショート集を一冊出して、短編も書いてます。)
とはいえ……八年。ちょっと冗談じゃないよね、八年。
……。
やだ、なにそれこわい
いや、やっぱ尋常じゃないなぁ、この人……(今更だが)
筒井 ただ、そういった文章が出てくるのはいいことなのか、それとも悪いことなんですか。
星 もはやいい悪いじゃないと思うよ。世の中がこうなっちまったんだ。
筒井 ほんとにこのままでいいと思いますか。これを入選させて、このままの調子であちこちからの作品依頼に応じさせてもいいと、ほんとに思う?
星 そりゃ、いいと思うな。
SFと劇画で育った世代の象徴とみていいんじゃないかな。ぼくは、これによって人生観が変わった。生じっかの社会体験ならむしろない方がいいらしい。
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