第弐齋藤 本とマンガの感想日記。

渡辺ペコ『ラウンダバウト』

06.09.2008 · Posted in マンガ, マンガの感想 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)

中学生女子の、中学生女子的なヘンさが、ざっくりと小気味よく切り取られている。それが面白い。
うっわ~、おかしいな~こいつら。気持ち悪い、ぜんぜん感情移入できない。でも、たしかにこうだったし、いまも自分の一部はこうであると、感じられる。それがいい。

中学生のころって、その後の人生の核となりえるものたちがかたち作られはじめる季節なのだなぁと、改めて感じ入った。(中二病とはよくいったものだ)

稚拙で、あけすけで、幼くて、新鮮で、強烈、そして、いちぶ普遍的。このころに気づくことは、バカなくせに本質的だ、ってのがタチ悪い。

世の中って もしかしたら
いやらしいことを 中心に回ってる のかな?

それにまつわる エネルギーって いうか
みんな そゆのが一番 好きなのかな?

人に何かを伝えたいときに わざと意地悪言ったり ヤなこと言って ぺしゃんこに するのって
根性とセンスが すっごい悪いんだと 思うし

歳とか 男とか女とか 何やってるとか 関係なく
あたしは そういうひと キライだな

こういう、タジっとするような大切なことが直球で飛んでくることがあって、一瞬背筋が伸びる。仕事の手際としては、一部『鈴木先生』にも近しいのかなとも思います。

(関係ないが草野先生にはぜひ鈴木先生と懇親会とかでとっぷりとお話していただきたい。同年代、同職の者同士、話題は尽きんだろう。)

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS) 鈴木先生 2 (アクションコミックス) 鈴木先生 3 (アクションコミックス)

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主人公である野村真ちゃんの人物造形、とくにその聖なるバカっぷりには、どこかで出会ったことがあるなぁ……と思って内省してみたところ、この子は小田扉『団地ともお』にでてくるともおと同じである、と言う結論に達しました。えーっと、その聖なるバカっぷりにおいてまったく近似。たぶん。

団地ともお 11 (ビッグコミックス)

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