丸善・丸の内本店の「松丸本舗」を見にいく
文学フリマのあとはN大兄たってのお勧めで丸善・丸の内本店は松丸本舗へ。
俺一人じゃ絶対行ってないし行こうとも思わなかったはずなので良縁好機ではあった。感謝。
—-
完全によそさまの書庫に迷いこんじまった感アリアリ。普通に店員さんに聞く。「ここにある本、レジに持って行っていいんですか?」「? はい」「ですよね」
これがそこらのボンクラ宅なら「フハハハ!思想チェックだ!」とか言うところだが「あ、ごめんなさい、ホントごめんなさいホントごめんなさい勘弁してください」の一点張り。どの棚のどこを見ても必ず1冊は見知った/読んだ本があり、視線を横にずらしていくと唐突にその繋がりが理解できる。ものすごい「だいたいあってる」感、たぶん。(特に自分が専門分野だと思っていることろ)
ト書き? 説明書きには「××と○○」「□□□と△△△」で絶対並ぶはずのない名詞、人名が平気でならぶ。そこに繋がりを見いだすの? もうやだこの棚。
仕事としては「知の巨人」の一言でいいと思う。知のアレキサンダー・ガーレン。シベリアの永久凍土にトラック何千台分だかの大きさのクレーター。「こ、これをたったひとりでっ??!!」とか驚いておけばO.K.
「本棚を作る」たったそれだけのことで他人に何千万だか何億だかを突っ込ませる人間が居るってだけで驚きではある。
—-
本棚を巡るたびについいましがた文学フリマでもかけられた声がまったく違った意味で聞こえてくる。「どうぞお手にとって見てみてくださ~い」
これに? これらに? 俺が? やだよバカ。
—-
思い起こしたのはAmazonがやっているリコメンド(オススメ)のこと。
Amazonのリコメンドが目指していて、一部達成しているのはまさしく「これ」なんだろうなぁとは夢想した。
知の巨人の仕事に伍する、情報発電所の出力。今はできていないが、じきにできる。
あの場では、Amazonがいまできていない無二の価値が提供できているわけで、なるほどこれは今あるべき本屋の仕事なんだろう。
じゃあ、他の本屋は何を、どんな価値を提供できているのだろうって話にはなるけど。
いや、ホント何やってるんだろう他の本屋?
よくよく考えてみれば、本なんてどこで買おうが完全に一緒なんだしな。
駅のキオスク、近所のTUTAYA。それ意外に何が要るんだ?
もちろん、要るのは知ってるし、実際要る。
ただ、本屋、大型書店が今までと同じでは居られないだろう。
同じでもいいけど、そのときは恐竜と一緒の運命をたどって欲しい。そんなものは邪魔で、鈍重で、俺たちの利益を損ねるだろうから。
そんなものはぜひみっともなくのたうちまわって死んで欲しい。
それは、事実として認識した。
—-
あれ、展示物であると同時に商品でもあるわけで、商品の補充はどうやっているんだろう?
自分は「客にやらせるべき」だと思ったけど。
—-
いやはや凄い刺激的だった。
どうも催し物としてして今のところ「終わりはない」らしいので、何ヶ月にいっぺんか行ってきて本を漁ってきても良いかもしれない。
そう思わされた。
Popularity: 5%
やっぱりほぼ1年ぶりにBlog更新 「丸善・丸の内本店の「松丸本舗」を見にいく」
http://sto-2.que.jp/archives/425
[B!] 素敵そうなので、今度東京言った時行ってみる http://sto-2.que.jp/archives/425 第弐齋藤 » 丸善・丸の内本店の「松丸本舗」を見にいく