岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』
ほぼ1年に1冊ペースで刊行されてきた岩本ナオの4冊目。初の長期連載となった岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』の2巻目がでたので紹介する。事実として言うが岩本ナオに外れはない。『町でうわさの天狗の子』もまた然り。先に出た2冊の単行本『スケルトンインザクローゼット』 [Amazon]、『Yesterday、Yes a day』 [Amazon] とはかなり毛色が違うので戸惑うむきの方々もおられようが、この作品の魅力を説明するのはひどく困難であることをご寛恕していただきたい。
「あのですね……どこぞの田舎町に天狗が実在してですね……中学校にですね、その娘さんがいらっしゃるわけですよ。」自分でも何言ってるんだという気分になってくる。なにこのユルさ? 森見登美彦の『有頂天家族』に近しい超自然的存在の在り方かなぁという気がする。超自然的存在つうか超天然的存在つうか。我々と地続きの場所に、天狗がおわす田舎町がある感じ。
まぁオススメです。ぜひ『スケルトンインザクローゼット』 [Amazon]→『Yesterday、Yes a day』 [Amazon]と読んで勝手な作家イメージを作り上げてから、これを読んで腰を抜かしていただきたい。そしてその魅力を説明できずにしどろもどろになっていただきたい。
しかし、2巻の表紙に出てくるこの女子のヘアースタイルは漢すぎる。キャラクター、人格的にも漢すぎる。
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